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言葉の巡礼/京都

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

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星野源のラジオを聴きながらピスタチオ味のパピコを食べたら1日の疲れが彼方へ、明日も何とか。

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母親からレターパックにぎうぎうに詰められたバウムクーヘンが送られてきた。あまりにぎうぎうだったので開封した瞬間に「お疲れ様です」と呟く。バター入りのプレッツェルを買うまいかと迷いやめたこと、それだけが今日の心残り。明日の楽しみ、ハライチの…

181

こんなにも本はあるのに読みたい本は見つけられなくて奥歯が欠けてしまいそうだった、白目を剥いて帰宅。

179

住民税の納付をしに市役所へ。新しくてピカピカの庁舎が「搾取」と口を動かして笑っていた、憎らしいので目一杯生きてやる。

173

部屋の掃除をしていたら猛烈な眠気、ようやく見えた床に麻酔針でも落ちていたのか。

167

空腹に身を任せてロイヤルホストへ。いっとう好きなファミレス、にこにこしながら好きな物を食べた。母親は何度訂正しても「ロイヤルホテル」と呼び続ける。

163

うるせえ、最高の私を可愛いがれ。

 157

礼拝学のレポートを書く為に大学図書館にいた。神学に関する文献が並ぶ隣の棚は哲学、シオランの著書たちと目が合う。 大学に入りたての頃、地下の食堂で哲学科の新入生に話しかけられた。重い睡眠障害と憂鬱を埋めるように、シオランの研究にのめり込んでゆ…

151

大学生協のレジで学生証だと信じききり、皮膚科の診察カードを提示していた。店員さんもひたすら読み取り機にかざす、静寂。もうお家に帰りましょう。

149

ハライチのターンを聴きながら、部屋の掃除。半年に一度くらい、徹底的に持ち物を減らしたくなる。もはや部屋ごと捨てたい。

139

傘を携帯しない友人と、そんな彼の紹介で知り合ったチャーミングな友人と中華を食べに雨の木屋町。帰りしな、ガボールで煙草を燻らせながらぽやぽやとお茶をした。山奥の英会話教室で働いている間に流れる時間と、いっとう居心地の良い関係性の友人たちとた…

137

吹雪が行き場を失くす駅のホーム。17歳だった友人と私は、お互いの失恋に涙を流しながら「私たちが付き合えればよかったのに」と環境とタイミングを呪っていた。月日は流れ、そんな彼女からiHerbでコンビニ決済を初めて選択したと連絡。iHerbの支払い方法は…

131

労働明けのハピクルサワー、いっとう美味しくて小躍り。

127

代理講師として山奥の英語教室までやって来た先生に、受付として雇われた私がレッスンを受けた。閑散期だから、2日前に上司になったばかりの人の繰り返し弾む声を背景に恐る恐る彼と向き合う。チョコレート色の綺麗な肌、雨粒みたいな瞳。 「今日の気分は?…

113

ベランダでほろよいのハピクルサワー味を飲んでいた。ヤクルトの味がする。子供と大人の狭間をたゆたいながら、新しい勤務先で習ったことを反芻してゆく。

109

本気"マジ"な盆地"マッドドッグ"の洗礼を受けている、底冷え。

107

柱にしがみついて身体いっぱいの拒絶をする小さい人たち。後ろで流れている怖いくらいに陽気な男女の会話とどきりとする効果音の炸裂と沈黙。英会話は国際人への一歩だから、早いうちに頑張っておいた方がいいらしい。あの子たちはここへ来る度に何度、やり…

103

いっとう大切な友人たちと腕を組み夜を流れていた。辿り着いたのはラジオ英会話がかかる薄暗いBarの前。奇妙な居心地の良さに包まれ、マスターを交えて色々な話をしていたら背後の会話は異様にハイレベルなものへ。 「あなたは無償教育の価値を信じますか」 …

101

自転車での登校中に市バスに轢かれかけて以来、信じられるのは自分の脚だけだと思っている。この信仰は京都の街では密に守られていた。一駅でも二駅ぶんであろうと、今日もご盤の目の上を靴底を擦り減らし進んでゆく。 3週連続で大阪へ行く用事ができ、阪急…

97

穴という穴から音楽とチョコレートを流し込む容器になっていた。

89

昨日にUKから届いたTan Franceのメモワールをむさぼるように読んでいたら、窓から差す明かりに目が眩む。登校してゆく子供たちの足音と、隣家から漂う味噌汁の香りに包まれて深く眠る。起きる頃にはまた子供たちの笑い声が近づいてきていた。 優しい友人が台…

83

早朝からカツを揚げる。夢の中で私はどこか遠い異国のカフェにいる。隣にはカツとじがのった蕎麦を啜る老紳士。あんまりに美味しそうで、目覚めた瞬間に私も同じものを注文すべきだったと後悔が襲う。油を扱うにも出汁を取るにも快適な季節が訪れて嬉しい。 …

79

愛、そして力。

73

ベランダで煙草を燻らせていたら、隣家から漂うシチューの香りが鼻を掠めました。2日目の朝の少ないルウで、ちみちみと食べる冷やご飯がいっとう好きです。 そんな冷え込む日には私が知らないことを知りたくなります。オススメの本や今日に食べたものでも教…

71

「恋人に求める条件は、フェミニストで選挙へ行く人」(マンゴージュースとココナッツミルクにパッションフルーツソースのドリンク)「性を通してでなく個を意識し対等に接せられる人が素敵だと私は思う」「珉平焼の釉薬の色、どうしてこんなに美しいのだろう…

67

「たくさん寝たいから私の集合時間を遅らせて」とLINEができる間柄の人たちと、大阪へ遊びに行く。四ツ橋のワッフル専門店で未知の食感のベルギーワッフルを食べていると、余計にお腹が空いてきた。友人と顔を見合わせて隣接するうどん屋に入るか否か、真剣…

61

神宮丸太町のメトロから熱気と友人と帰宅したのが午前4時、そして3時間後の私はスーツに着られて阪急電車に揺られる。 「この瞬間を、この音楽を好きだと思う気持ちを忘れたくない」音は祈りに変わり体を駆け巡る、骨に刻みつけるように四方からリズムは降り…

59

息を吸って吐いてアルバイトを辞めた私に、NetflixとAmazonプライムは優しい。夜に友人とクラブメトロへtofubeatsやokadadaが出演するイベントに行くので、仮眠をしつつ映画を観ていた。 MacBookの前に横たえているとせり上がってくる退屈に負けないように、…

53

点のみでしか見えていなかった物たちが、線となり高さと厚みを帯びてゆく感覚。昨日に道で偶さかすれ違った人文地理学の教授に「また研究室に遊びに来てください」と言われたのを、律儀かつポジティブに捉え早速お邪魔した。久方ぶりにこれまでの学びの報告…

47

明け方に茹で卵を調理しているはずが、沸き立つ虚無を眺めていた。