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言葉の巡礼/京都

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 いっとう大切な友人たちと腕を組み夜を流れていた。辿り着いたのはラジオ英会話がかかる薄暗いBarの前。奇妙な居心地の良さに包まれ、マスターを交えて色々な話をしていたら背後の会話は異様にハイレベルなものへ。

 

 「あなたは無償教育の価値を信じますか」

 

 帰り支度をする頃には中国語の例文が流れていた、空には丸い月。